研究室の紹介
この研究室では, 群れをテーマに様々なことを研究していきます。
まだ、立ち上げて数年の新しい研究室です。
数値シミュレーションや実験など様々なこと行いますが、ここではアユの群れの実験について紹介します。

年魚なので毎年購入しています
冬はシーズンオフ

2014年頃の鮎たち
この年の鮎は大きめでした..

実験室の巨大水槽です。水族館の業者の方に作ってもらいました。
ここで鮎を泳がせて実験します。夏はここの水が心地よいです。
実験は、春から夏にかけて行って、秋冬は学生と一緒に色々な論文を読んだり、
データ分析したりするのが、ここ数年の流れです。
焦らないでじっくりと進めていくのが、この研究室の方針です。
群れの研究では、鮎の群れを自由に泳がせて、その動きを解析し、
群れの中でどのようなことが起こっているのかを明らかにします。
それぞれ単純に動き回っているように見えますが、いろいろな不思議なことが起こっています
(最近では、群れと量子現象の類似性などが話題になりました)
また、ちょっと環境を変えるだけで全く別の動きを始めたりします。
輪読会
2017年度は試験的に輪読会を行いました.
輪読というのは, 一冊の本を毎週担当を決めて, 担当者が本の意訳をしたレジュメを元にああだこうだ話をする会です.
この輪読会は所属研究室に関係なく参加できます(今年は6人中3名は他研究室でした)
研究室選びに迷っている人はふらっと来て雰囲気を見てもいいかもしれません.もちろん, 興味本位の参加も歓迎です.
連絡をくれれば日時を教えます.
2019年度は
・ The Archaeology of Mind: Neuroevolutionary Origins of Human Emotions. J. Panksepp
を読みました. 基本的には, 英語の本と数学系の本を同時並行して読んでいく方針です.(もちろん片方だけでもOKです)